第 32 回大会実行委員会 実行委員長挨拶
千葉 直樹(中京大学)

日本スポーツ社会学会第32回大会は、2023年3月16日(木)・17日(金)に中京大学豊田キャンパスで開催されます。過去3大会はコロナウィルス感染症(COVID-19)の影響でオンライン開催を余儀なくされましたが、今大会は対面での学会を目指し準備しています。32回大会では対面での参加とともに、シンポジウム等の企画をオンラインでも配信する予定です。

学会会場となる豊田キャンパスは、国内大学でも屈指のスポーツ施設を備えています。オリンピック公式のアイススケートリンクであるアイスアリーナ、日本陸連公認施設である屋内120m走路など様々なスポーツ施設が充実しています。こうしたスポーツ施設を生かし、スポーツ庁長官の室伏広治氏をはじめ、多くのオリンピアンや一流選手を輩出してきました。2019年10月には、国内大学初の「中京大学スポーツミュージアム」が豊田キャンパスに開設され、オリンピックの歴史やオリンピアンの活躍等を学ぶことができます。また豊田キャンパスには現代社会学部もあり、スポーツと社会学の学会を開催する上で最適な知的環境にあるといえます。豊田キャンパスには、名鉄豊田線浄水駅から無料バスがでていますが、不便な場所にあるために、今大会では40名限定で自家用車での来校を認めています。希望者は大会参加申し込みの際にご連絡ください。また豊田キャンパスの近隣には飲食店がほとんどなく、事前にお弁当を申し込まれることをお勧めします。

キャンパスのある豊田市には、世界的な自動車会社であるトヨタ自動車の本社があり、近隣に関連企業があります。豊田市に大企業があるために、キャンパス近隣の保見ケ丘には、1990年代以降に外国人住民が急増し、2021年には全住民の52.6%が外国人でその内87.5%がブラジル人でした。この地区では日本人住民の高齢化と外国人児童・生徒の就学上の課題を抱えています。豊田市は、2018年6月に「SDGs未来都市」に選定され、燃料電池バスSORAが街を走り、豊田市駅前には水素ステーションと超小型車があり、環境に配慮した都市です。また豊田市には2019年のラグビー・ワールドカップ日本大会の試合会場になった豊田スタジアムもあります。2026年9月には第20回のアジア大会が名古屋市を中心に愛知県で開催される予定であり、準備が進められています。このようにキャンパスのある豊田市は、グローバル化、環境問題、少子高齢化、メガスポーツイベント等様々な学会員の知的関心を刺激する場所になると思います。32回大会は、学会員の皆様が個別発表やシンポジウム等への参加を通して自らの研究を発展させ、様々な会員同士の交流が深まる場となれるように準備いたします。

32回大会が対面開催できるかの判断は、年明けの感染状況を検討した上で決定する予定です。われわれ実行委員は、豊田キャンパスで皆様と対面でお会いできることを楽しみにお待ちしています。是非ご参加ください。