第 31 回大会実行委員会 実行委員長挨拶  
               高尾 将幸(東海大学)

 この度、日本スポーツ社会学会第 31 回大会の大会実行委員長を仰せつかっております。東海大学で初めて同大会を開催できることを非常に光栄に感じております。

 さて、当初は学会理事会にも指導を仰ぎながら、本学湘南校舎での対面開催を模索して参りましたが、結果的に遠隔でのオンライン開催となってしまいました。新型コロナウィルス感染症の感染拡大によって第 29 回大会(秋田大学)、第 30 回記念大会(京都産業大学)と遠隔開催が続いており、「今度こそは対面で」という想いを多くの方と共有し、そのための準備を実行委員一同、進めてまいりました。しかしながら、昨年末に日本でも確認されたオミクロン株の感染拡大の速度は非常に早く、今年 1 月には神奈川県は「まん延防止等重点措置」の適用を受けることとなりました。

 これによって、当初、実行委員会では開催形式の最終判断を「2 月初旬」としておりましたが、「2 月下旬」にまで延期することと致しました。ただその後も「まん防」の延期が決定するなど状況は好転せず、残念ながら最終的には 2 月 21 日の時点をもって遠隔形式での開催を決定し、皆様にお伝えしたという顚末でした(この原稿を書いている 3 月 2 日に神奈川県は国に再延期を要請しました)。この間、遠方からの出張を計画されていた参加者の皆様には長い間お待たせすることになり、また発表者の皆様にも限られた時間での発表資料作成・提出をお願いすることになってしまいました。実行委員長として深くお詫び申し上げます。

 ただ、過去 2 回の学会大会運営の蓄積のおかげで何とかここまで準備を進めることができました。当該大会を運営された先生方の御苦労に改めて敬意を表したいと思います。また、遠隔形式での参加が決まって以降、理事会をはじめ、学会事務局、研究委員会、前回大会開催校の先生方には微に入り細を穿つような配慮と支援をいただきました。さらに、本大会の開催にあたっては当初より東海大学体育学部、大学院体育学研究科、東海大学総合研究機構をはじめ関係各所から物心両面での多大なる支援を賜りました。心より御礼申し上げます。

 今大会は、夏(東京)と冬(北京)のオリンピック・パラリンピックを大会の間に挟むという、学会史上類を見ないタイミングでの開催になります。各種企画もその意味では非常に時宜を得たものになっていると思います。各競技のアスリートや指導者をはじめ、様々な形で本学関係者もオリパラに多くの形で関わっております。遠隔とはなりましたが、この機会に交流を深めていただき、今後の研究・教育活動の糧にしていただけますと幸いです。また、大会後もオンデマンドで動画コンテンツをご視聴いただける環境を整えておりますので、ぜひ多くの発表や各種企画に時間の許すかぎりアクセスしてみて下さい。皆様にとって実り多き大会となることを実行委員一同、心より願っております。