学生企画シンポジウム

2022年3月19日実施のライブ録画は、参加登録をされた方に配布のパスワードでご視聴頂けます。

【録画配信の視聴】(期間:3月21日(月)~4月4日(月)11:59)

「コロナ禍(新型コロナウイルス感染拡大下)における社会調査」
日 時: 2022 年3 月19 日(土) 10:30~11:40
従来、社会学の手法は量的手法と質的手法に大別されてきた。本シンポジウムでは、それぞれの手法を用いて成果を上げている研究者を招き、コロナ禍において社会調査にどのような問題が生じたのかを振り返りつつ議論する。

今回のテーマは、質的手法を用いている世話人の間で、コロナ禍において「調査地に赴く困難をどう考えるのか」という問題意識が共有されたことから生じた。人との物理的接触が制限される状況において、修士論文や博士論文をいかに書くか、壁に突き当たっていた学生会員も多いのではないか。一方で、『スポーツ社会学研究』第29 巻第1 号の特集で「社会調査のトライアンギュレーション」が取り上げられたことなどからも、量・質双方を踏まえた議論をする必要があると考えられた。そこで、量的手法においてもコロナ禍の影響がどのように出ているのか(あるいは出ていないのか)を把握したい。また、上記学会誌の特集においては、秋吉(2021)のレビューで近年の研究手法の偏りが指摘されている。これを踏まえ、コロナ禍の社会調査を振り返ることを通して、今後のスポーツ社会学における手法及び方法論をどのように考える必要があるのか、若手研究者が議論する機会を提供したい。付け加えておくと、便宜的に量・質という区分をしたが、文献調査やメディア分析がスポーツ社会学において成果を上げてきたこともまた事実だろう。登壇者・世話人も含めた参加者が、それぞれの採用する手法と他の手法の方法論的な違いや関係性への認識を深め、それらをどう接続していけるのかを発展的に議論する機会となれば幸いである。

司 会:学生フォーラム世話人
菅原 大志(東北大学大学院)
小石川 聖(早稲田大学大学院)
宮澤 優士(筑波大学大学院)
話題提供者:
村田 周祐(鳥取大学)
大勝 志津穂(愛知東邦大学)